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La Musicothérapie et la Psychologie, Utilisant la Lyre et la Danse Ancienne, Qui sont une des Possibilités de l'Auto Guérison
Akiyo Site Officiel
ランベール甲斐あきよ・Akiyo LambertKai


コンサート・作曲・楽譜
ワークショップ・レクチャー
Since 2000 Europian Lyre Method
◎ 27弦以上の楽器をお持ちで、少し触れる、弾ける方は、アンサンブルに参加可。
◎ 今のところ、初心者の方や新しい方の募集はしておりません。
Cours de Lyre,
Psychothérapie avec ou sans musique
Danse Baroque Française et
Renaissance Italienne thérapeutique
日本:Tokyo杉並区高円寺-山梨県大月市真木
フランス:Paris17 Pont Cardinet-St.Denis Porte de Paris
ヨーロッパの竪琴ライアー
<ダビデのライアー・イスラエルのキノール>
キノールというライアーは、ダビデがイスラエルの王サウルの前で弾いた楽器です。イスラエル国最大のガラリア湖(淡水)は、人々の飲料水として大切にされていました。この湖を上から見ると、ライアーの形に似ていることから、ヘブライ語の「キノール」から由来して「キネレット湖」と呼ばているようです。ライアーは、国を代表する楽器であり、イスラエルのコインに、このキノーが刻印されているようです。
<アポロンのライアー・竪琴>
アポロンは、オリンポスの12神のひとりです。ゼウスとレトの間に生まれました。アポロンは予言、医学、ライアーで音楽を奏で、弓矢、数学などに長ける、非常に知的で美男子!な神でした。このライアーは、亀の甲羅から作ったもので、ヘルメスがアポロンに贈ったものです。ふたりの出会いは、ヘルメスがアポロンの飼っていた牛を盗んだ事件から始まります。アポロンは予言者でもあったので、ははぁ~ん!とすぐに犯人を見つけ出し、めちゃくちゃ怒ります。
しかしヘルメスが、亀の竪琴をポロロ~ンと奏でると、アポロンはあっという間に上機嫌になり、怒っていたことをすっかり忘れてしまい、ふんわり許してしまいます。そしてヘルメスからライアーを返してもらうと共に、牛まで譲り受けてしまいます。アポロンは、ヘルメスにライアーと牛のお礼として、自分の大 切な杖を贈り、友好の絆を約束します。なんて人がいいのでしょう。。ちなみにこの杖は現在の医学のシンボルとなっています。(ヘルメス讃歌より)
<ダビデのライアー・竪琴>
聖書の中の物語は、フランスの音楽療法の授業の初日に取り上げられ、療法というものの捉え方に、非常にラテン的でインパクトのあるものでした。音楽療法の起源のひとつとして、大切に考えられているのだと思います。
ダビデは、ユダのベツレヘムに8人兄弟の一番下として生まれました。大きくなると羊飼いとなり、獰猛な動物を鎮め、羊たちを守りました。その頃、イスラエルの王サウルSaulの心の病は、日に日に重くなり、苦しんでいました。サウルは ダビデが勇敢な人物であり、ダビデがライアーを奏でると、すべてが治まり、鎮まり、癒されることを知り、彼に癒しを求めました。ダビデは、ライアーを弾き、その音色でサウルの心を鎮め、癒しました。のちにダビデは、サウルが亡くなった後、イスラエルの王となっていくのです。(旧約聖書)

<オルフェウスのライアー・竪琴>
オルフェウスのライアーは、アポロンより譲り受けたものです。音楽の女神の1人、カリオペを母に持つオルフェウスは、歌を歌い、ライアーを巧みに弾く吟遊詩人となります。そして森の精エウリディーチェを妻にします。彼のライアーは人や動物、ありとあらゆ る自然の怒りも鎮めました。 しかしある日、妻エウリディーチェは毒蛇にかまれ、あっという間に死んでしまいます。彼は黄泉の国に妻を 迎えに出かけます。妻に再会して、妻をこの世に連れ戻そうとします。黄泉の国の神は、オルフェウスと約束します。それは、後ろからついて来ている妻を決して振り返らないという事でした。しかし!振り返ってしまいます。ああ。。そのため、エウリディーチェは再び黄泉の国に引き戻されてしまうという話です。(ギリシャ悲劇)

<オペラの中の竪琴>
G.Caccini(カッチーニ)のオペラ「エウリディーチェ」は1600年に作曲されていますが、すぐ後に作曲された J.Peri(ペーリ)の「エウリディーチェ」が現存する最古のオペラとしてあつかわれます。発表が寸でのところで遅かったのですね。この物語では、ふたりは仲良くこの世に戻るというハッピーエンドとなっています。18世紀には、グルックが甘美な旋律と情感があふれたハーモニーの3幕オペラを作曲しました。
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